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Top外付けハードディスク増設から故障までの顛末記ハードディスクの容量が足りない!!内臓ハードディスクするか外付けハードディスク?

ハードディスクの容量が足りない!!内臓ハードディスクするか外付けハードディスク?

会社で使用しているパソコンのハードディスク容量が100GBなのですが、動画の編集などをするものですから、容量がいっぱいになってしまいました。

作業に支障が出ますんで、容量を増やさなければなりません。

一番簡単なのがハードディスクの増設です。

増設でも外付けのハードディスクを取り付ける方法が最も簡単です。

以前は、外付けハードディスクのインターフェースはSCSIのものが多かったですが、
その後、USB1.0が現れ、現在ではUSB2.0が普及してます。

USB1.0は転送速度が最大12Mbps(メガビット/秒)で、かなり低速でしかデータの転送できませんでしたが、USB2.0では転送速度は最大で480Mbpsになり、HDD、CD-Rなどといったストレージ機器を接続しても、十分な速さです。

ハードディスクの増設を予定しているパソコンは、内蔵のハードディスクの接続はUltra ATA/133です。古いパソコンです。
ですから、転送速度は133Mb/s(メガバイト/秒)です。
8ビットで1メガバイトなので、133Mb/sは1064Mbpsということです。(間違ってないですよね)

データ転送の速さを比較すると、USB2.0が高速だからといっても、やはり外付けよりも、ハードディスクを内蔵したほうが高速にデータを転送できるということになります。

比較的新しいパソコンだと、Serial‐ATAでしょうから、そちらならさらに転送速度は速いです。

しかも、USB2.0の転送速度の480Mbpsは「最大で」ってことですから。

それと価格を比較しても内蔵ハードディスクのほうが安いですしね。

ということで、外付けハードディスクではなく、内蔵ハードディスクを増設することにしました。

しかし、パソコン(Fujitsu FMV DESKPOWER CE30E5)のケースを外してみると、増設用のハードディスクベイがない。

スリムタワー型のデスクトップパソコンなので、増設用のスペースがないんですね。

じゃあ、どうするか?

今内蔵されているハードディスクを容量の大きなハードディスクに交換するです。


いわゆる、ハードディスクの換装、もしくはWindows(OS)の引越しってやつをしようと思ったわけです。

ハードディスクのデータを丸ごとコピーするという方法です。

自宅でパソコンが1台しかない場合は、専用のソフトが必要になります。

パソコンが1台しかない場合に、新しいハードディスクにエクスプローラーを使ってファイルをコピーしようとしても、使用中のファイルはコピーされませんよ。(どうも、NT系やXPの場合だけらしい)

つまり、今起動しているOS(Windows)のシステムファイルは使用中ですから、コピーすることはできません。

ですから、一般に「ハードディスク丸ごとコピーのソフト」「ハードディスクバックアップソフト」といわれるものが必要になります。

会社には複数のパソコンがありますから、専用のソフトを使わずに丸ごとコピーができます。

今使っているハードディスクを取り外し、他のパソコンに接続し、そのパソコンに空き容量が十分あるなら、そこに丸々コピーします。

(恐らくこのときにファイルやフォルダの所有権の関係でコピーができないと思います。所有権の取得の仕方もいつか書かないいけませんね。それまでは、下記の参考サイトを参考にしてください。)

作業に使うパソコンに十分な容量がないなら、新しいハードディスクに直接コピーしていまします。
その前に、フォーマットはしておかなければなりませんよ。

フォーマットについても、下の参考サイトでお願いします。

その後に、マスター・ブート・レコード(MBR)の書き換え(修復)という作業が必要です。

専用のソフトを使うより、手間がかかりますがソフト代は節約できます。

そして、もともと使っていたハードディスクはフォーマットして、ケースに入れて外付けとして使用する。

資源の再利用です。

この方法を上司に提案したところ、稟議書を作成しろということで稟議書を作成し上司に提出しました。

しかし、この上司がいつまでたっても社長に稟議書を提出せず、しかもそのまま退職するという暴挙に出た為、実行しないまま月日がたち年末を迎えました。

年末には忙しいです。

各種イベントがあるために作成する制作物の注文がだ~と入りました。
しかし、ハードディスクはパーディションは2つに分けてますが、どちらも空き容量がなくなってしまって、
動画の編集やDVDの書き込みができなくなってきました。

それで、急遽外付けハードディスクを購入する稟議書をだしました。

価格は500GBの大容量で24000円。激安です。価格.comで価格を比較してネットで購入しました。
メーカーは、バッファローです。

なんだかんだ言って、ハードディスクを交換するよりも増設するほうが簡単ですからね。

作業が詰まってて忙しいときにOSの引越しを含めた交換をする時間はありませんでした。

さすが、中小企業。無計画です。

ハードディスクが故障。に続きます。

投稿日:2007年06月01日|カテゴリー:外付けハードディスク増設から故障までの顛末記 このエントリーをはてなブックマーク

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<参考サイト>
Ultra ATA/133 【ATA/133】
Ultra ATAの転送速度は?。
USB 2.0 【HI-SPEED USB】
USB 2.0の転送速度は?
Mbps 【メガビット毎秒】
MbpsとMB/sは読み方も違うし、その単位も違うんですね。
MB/s 【メガバイト毎秒】

Windows XP でファイルまたはフォルダの所有権を取得する方法
「ディスクがいっぱいでないか、書き込み禁止になっていないか、またはファイルが使用中でないか確認してください」というエラーがでて、コピーや削除できないとき、これが原因です。

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