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データ復旧。自分で出来ること。
ハードディスクが故障。からの続きです。
外付けハードディスクが故障しました。
中には、デザイナーが使う素材のデータが入っています。比較的頻繁に使うデータです。
業務に支障をきたさない為ににも、すぐにデータを復旧しなければなりません。
メーカーのサポートに電話をしても、「電話じゃ詳しいことがわからないから、修理センターにハードディスクを送ってください」とのこと、「故障の原因を診断して、連絡するのに2週間ほどかかる」とこんなことを言いました。
それじゃぁ、困るんです。
1つの原因として、外付けハードディスクケースの基盤に異常があるのではないかと思い、ハードディスクドライブを外付けのケースから取り出して、パソコンの内部のマザーボードに直接つないでみようとおもいました。方法は比較的難しいことではありません。
しかし、以前(3年ほど前だったかなぁ)外付けのケースから取り出したハードディスクドライブを、直接繋いでも、ハードディスクを認識しないことがありました。
故障していないハードディスクです。
バックアップを取るのが目的でした。そこ頃の使用していたパソコンのUSB端子が1.0だったので、データのコピーにとても時間がかかったので、ケースから取り出して内蔵にしてコピーしようしたのですが出来ませんでした。
USB1.0と内蔵(U-ATA133でした)の違いは比較にならないくらい違います。
「答えてネット」で質問したら、「セキュリティーのパスワードを設定できる製品のようだから、単純に内蔵にしても出来ないのかもしれないですね」「USB2.0のボードを買ったらどうです」のような返答を受けました。
ですので、念のためもう一度、外付けハードディスクのメーカーのサポートに電話して、ケースから取り出して、内蔵で接続してデータを復旧できるか尋ねました。
「サポート外になりますが可能です」との答えでしたので、早速やってみることにしました。
まず、外付けハードディスクのケースからハードディスクドライブを取り出します。慎重にやれば、比較的そんなに難しいことではありません。ただ、組み立てるときに、苦労する事があるので、そのことを考慮して、よく観察をしながら分解します。
取り出したハードディスクは日立製のSerial-ATA接続のHDDでした。
自宅のパソコンの内蔵ハードディスクは日立製のものを使用しています。
5年前にドスパラで購入しました。
バルクです。価格も安いし、音も静かです。
ネット上ではあまり良い評判を聞きませんが(やはり、以前IBMだった流れもありますし)
個人的には、良い印象を持っていました。
しかし、今回の件で信用できなくなりましたね。
購入してから、3ヶ月弱です。寿命というにはあまりに短すぎます。
さて、パソコンのケースを外し、ハードディスクを内蔵接続しようとしましたら、会社の僕のパソコンはUltraATA接続でした。
他のパソコンの仕様を調べたら、一台だけSATAのものがありましたので、ちょっと借りて繋ぎました。
しかし、やっぱりマイ・コンピュータにアイコンは表示されませんし、コンピューターの管理のディスクの管理にも表示されません。Windowsはハードディスクを認識していないのです。
ですから、次はBIOSを起動させて、BIOSがハードディスクを認識しているかどうか確認します。
しかし、BIOSもハードディスクを認識していません。
しかも、ハードディスクからは「うぃん、うぃん」という異音がしています。
どうも、これはやばいらしい。
ハードディスクがクラッシュした。
信じたくなかったけど、どうもそのようです。
マジで、物理的障害?その症状と復元の可能性。に続きます。
投稿日:2007年06月09日|カテゴリー:外付けハードディスク増設から故障までの顛末記
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