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エラー「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」が頻繁に出る4
さて、ハードディスクは壊れましたが、首の皮一枚で自分の作ったデータ類は取り出すことができました。
しかし、「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」エラーが出ていたのは本当に、壊れたハードディスクが原因だったのでしょうか?
もしかしたら、他に不具合があり、それが原因でハードディスクが壊れたのかもしれません。
もしそうなら、ハードディスクを交換しても、また故障してしまう可能性があります。
プライベートでデータ復旧業者にお世話になるのは、費用が高価なだけに避けたいです。
パソコンパーツショップの店員さんの助言に従い、マイクロソフトのサポートにメールで質問することにしました。
質問の内容は、「IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL」エラーが出ていたが、今はハードディスクを交換してエラーは出なくなったけど、原因が知りたいといった内容です。
メモしておいたエラーコードを書き込みました。
予想以上に返信は早いです。次の日には、メールが届いていました。
以下は頂いたメールからの引用です。
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- 0x0000000A
主にハードウェアを制御するドライバソフトウェアの不整合や Windows XP に対する不適応で発生すると考えられ、稀にハードウェアの機械的なトラブルによって発生する場合があります。
Windows XP における Stop 0x0000000A エラーのトラブルシューティング
- 0x0000007F
こちらは 0x0000000A とは逆に主にハードウェアの機械的なトラブルが原因で発生することが多く、稀にソフトウェアが原因となる場合があります。
STOP 0x0000007F エラーの一般的な原因
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返信のメールには「イベントビューアのログとシステム情報を書き出して、メールに添付して送ってもらえればもっと詳しく分かる」とのことでした。
イベントビューアのログは、 [コンピュータ] を右クリックして、[管理] をクリックし、開いた画面左側からして開きます。
システム情報は、 [スタート] から [検索の開始] に MSINFO32 と入力して [Enter] を押すと起動します。
指示通りに、書き出したファイルを添付して、送信しました。
サポートからの返信が早いです。2,3日かかるだろうと思っていたら、また翌日にメールが届いていました。すばらしい!!
イベントログを解析した結果、僕がハードディスクを交換する前までは大量のディスクエラーが記録されているが、交換した後はディスクエラーがなくなっているので、おそらく問題ないだろうとのことでした。
しかし、完璧に大丈夫とは先方も言えないようで、今後もイベントビューアのログを確認してエラーや警告が出ていないか、注意をするようにとも書いていました。
実はですね。今使用しているパソコンはちょうど3年前に購入したのですが、その頃から、イベントビューアに「disk」エラーの記録が出ていたのです。
エラーログを右クリックしてエラーのプロパティを開くと、詳細な情報は「http://~~」という形で「ヘルプとサポートセンター」へのリンクが表示されます。
そのリンクを開くと、英文で説明があるのですが、そこには「ケーブルを交換」と英語で書いています。
それで、IDEケーブルを交換したのですが、それでもエラーは出続けていました。
しかし、使用上差支えがなかったので、そのまま使い続けていました。
ですので、今回壊れたMaxtorのハードディスクは購入した当初から調子が悪かったんでしょうね。
しかし、3年間の間、幾度か日立のハードディスク診断ツール「Drive Fitness Test」で診断をしていたのですが、そのときは問題なくテストを通過していました。
しかも、SMARTも設定していて、それも「GOOD」でした。
だから、今残っている疑問は「他社の診断ツールでは、正しく診断できないのだろうか?」ということです。
投稿日:2007年07月31日|カテゴリー:ストップエラー(ブルースクリーン)顛末記
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