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OSの引越し1
ハードディスクの換装をしています。
新しいハードディスクにWindowsを新規インストールして、それから今の環境を復活させるのは、面倒ですから、旧ハードディスクのシステムを新ハードディスクにコピーします。
システムのファイルとはWindowsフォルダの中身なファイルのことです。普通は起動ドライブはCドライブでしょうから、CドライブにWindowsフォルダがあります。
それと、各種設定はDocuments and Settingフォルダの中にありますから、これもコピーします。
しかしですね、WindowsXPでは起動中のOSのファイルはコピーできません。
使用中のファイルですから、コピーが出来ないのです。
ですから、旧ハードディスクと新ハードディスクを第三の別のパソコンに接続してファイルのコピーを行います。
このときに考えられるトラブルは、ファイルの所有権がないためにコピーが出来ないことと、
コピー後の新ハードディスクを旧ハードディスクの付いていたパソコンに取り付けてもマスターブートレコードを書き換えないと起動しないだろうという2点です。
先に、結果を述べます。
コピーの終わった新しいハードディスクを元のパソコンに取り付けました。
予想通り、起動しません。
Windows XP セットアップ CD-ROMを入れて電源を入れなおします。
回復コンソールを起動します。
fixmbrコマンドとfixbootコマンドを実行します。
exitコマンドで終了させ、再起動します。
真っ黒な画面に「DISK BOOT FAILUE, INSERT SYSTEM DISK AND PRESS ENTER」の文字。
失敗です。
このエラー、直訳すると「ブートに失敗しました、システムディスクを入れてエンターキーを押してね」ってことです。
どういう場合に出るかのかというと
「起動できるOSが無い場合に表示されます。ハードディスクが正しく認識していなかったり、OSをインストールする前などに表示されます。」とのこと。
http://q.hatena.ne.jp/1083666672には、このエラーの出る原因として、
1.ハードディスクが壊れた
2.BIOSの起動ディスクの設定に誤りがある
3.ブートできないFDがドライブに入っている
と書いているが、これはちょっとあやしい。
まず、ハードディスクは壊れていない。MS-DOS上でDIRコマンドを使うと、このドライブの中のファイルを見ることが出来る。
2番目だがこれも再三確認した。ハードディスクから起動するように設定しているし、2番目、3番目起動は無効にしている。
3番目はそもそもフロッピードライブが付いていない。
もし、付いているんなら、FDiskでMBRコマンドをを使うって。以前は、こっちの方法で出来たから。
恐らく、BIOSで認識されているし、MS-DOSでハードディスクにアクセスできるから、ハードディスクのジャンパピン設定は間違っていないと思うし、それが原因じゃないとも思う。
最も有力な原因は、旧ハードディスクから新ハードディスクへシステムをコピーするときに失敗している。
初歩的な段階で失敗している可能性が高い。
ウェブ上の情報では、エクスプローラーでコピーできると記述してあったが、これが怪しい。
実際、コピーをするときに、上記の所得権が原因のエラー以外にエラーが出たことだし。
必要なファイルをすべてコピーできていなかった可能性がある。
やはり、コマンドプロンプトでXCOPYを行うのが良かったかな。
また、2つのパソコンのケースを開いて、ハードディスクを付け替えて作業するのが面倒だな。
どうしよう?
やはり、Norton Ghostとか、HD革命とか、専用のソフトを使うほうがかなり楽のようだな。
ソフトと作業量を比較すると、安いもんかもしれないですね。
ハードディスクドライブの丸ごとコピーなんて滅多にしないからもったいないって思うかもしれないでど、
バックアップ機能もついているから、お金を払ってソフトを買うと有効に利用してお徳かも。
つづきはOSの引越し2
投稿日:2007年07月18日|カテゴリー:外付けハードディスク増設から故障までの顛末記
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