ワード（Microsoft Office Word）

タイトルは、「差し込み印刷の中止」としましたが、これは自分が検索する際に使ったキーワードです。

差し込み印刷は、ワードファイルとデータファイルを結びつけるわけですが、その関係を解除する、またはワードファイルから、データファイルを切り離す方法です。

一度、差し込み印刷でワードファイルとデータファイルを関連付けると、次からそのワードファイルを開くたびに、「この文書を開くと、次のSQLコマンドが実行されます：SELECT * FROM Sheet1$'　データベースからのデータが、文書に挿入されます。続行しますか？」というダイアログボックスが表示されます。

もちろん、差し込み印刷を本当に利用するならば、「はい」をクリックすればいいです。
しかし、差し込み印刷を利用しない。試しに差し込み印刷の設定をしてみたが必要ないときは、このダイアログボックスで「いいえ」をクリックして保存をすれば、ワードファイルとデータファイルの関係を解除することができ、次回からワードファイルを開くときから、ダイアログボックスは表示されなくなります。

逆に言うと、差し込み印刷の設定をし、フィールドを挿入している場合は「はい」をクリックしないと、せっかくの設定が水の泡になってしまいます。

もうひとつの、関係を解除する方法は
差込印刷ツールバーの[メイン文書の設定]ボタンをクリックし、表示された[メイン文書の種類]の一番した[標準のWord文書]にチェックをしてOKをクリックします。
これで、データベースファイルとの関係を解除することができます。

差し込み印刷のメイン文書を開く際には、データベースファイルが検索されます。上記のメッセージのダイアログボックスは「その検索を行うか？」と聞いているともいえます。
データベースファイルが見つからないと不都合が起こります。
したがって、差込印刷する必要がなくなったら、必ずこのオプションを指定しておいた方がいいでしょう。

投稿日:2007年10月09日|カテゴリー:ワード（Microsoft Office Word）