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Topワード(Microsoft Office Word)【ワード】表示モード

【ワード】表示モード

「メニュー」>「表示」から選択できる「下書き」「WEBレイアウト」「印刷レイアウト」「閲覧レイアウト」「アウトライン」の5つの表示モード。
ほとんど「印刷レイアウト」表示モードから変更することが無いと思います。
しかし、それぞれのレイアウトに目的・意図があります。
作業内容に応じて画面の表示モードを使い分けることで、快適に作業を進めることが出来ます。

下書き表示モード

文書のレイアウトを気にせず、文章を書くことに専念したい場合に使います。 図などを多用した文書の場合、画面表示が遅くなったり、スクロールがスムーズでなくなったりして、作業がしづらくなったことはないでしょか? 下書き表示モードでは、 段組などのレイアウトは無視されます。 ページに貼り付けた図などは見えなくなります。 画面表示の負担を軽くすることで、画面のスクロールなどが速くなり、動作が快適になります。

下書き表示モードをより快適にするために、「ツール」>「オプション」、「表示タブ」の下段で、下書き表示と後述するアウトライン表示のオプションが設定出来ます。

WEBレイアウトモード

言葉のとおり、WordでWEBページ(ホームページ)を作るための表示モードです。 WordでもWEBページの作成が出来ます。WEBページというのは、HTML言語を用いて作られたテキストファイルです。HTMLの知識がなくてもWordでWEBページを作成できるので、手軽にWEBページを作ることが出来ます。 しかし、Wordで変換したHTML文書はお世辞にも、綺麗なマークアップとは言いがたいです。 ですので、僕はWordでホームページを作成しません。 HTMLを知らなくても、手軽にWEBページ(ホームページ)を作るには、ブログを使う方が賢明だと思います。

印刷レイアウト表示モード

Wordを始めて起動したときは、この表示モードに設定されています。 普通は、何も気にせずに印刷レイアウトモードで文書を作成していると思います。 Word文書がほぼ実際の印刷イメージどおりに表示されますので、手紙などで用紙と余白のバランスをみたり、図表を駆使して複雑なレイアウトを作る場合に使います。

図表などが多く、スクロールが遅く感じるときには、「下書き」表示モードが適しますが、特に極端に作業しづらくなければ、通常は印刷レイアウトモードで作業をすることを勧めます。

アウトラインモード

文章の見出し構成などアウトラインを分かりやすく表示する機能です。 長文を作成するときに重宝しますが、企画の立案やホームページの立案など、作業項目の整理や、カテゴリの構成を練るときなどにも使用します。

見出しだけを表示し、全体を見る。一部だけ本文を表示して、ある項目内の文章を練るという風に、全体と部分の切り替えが出来ますので、計画的に長文や論文の構成を練るのに適しているわけです。

僕は、計画的にホームページを作る際に、このアウトライン表示モードで全体の構成を下書きし概略を作成する時によく使います。

最近は計画的ではなく、恣意的にブログを使ってホームページを作ることが多いですけれども...

閲覧用の表示モード

主に、文書を校閲するための表示モードです。 Wordには変更履歴という機能があります。文章中に加筆したり削除したりした箇所が履歴として記録される機能です。 変更履歴はどの表示モードでも確認出来ますが、「閲覧レイアウト」表示モードが、もっとも見やすい表示モードです。

普通は、「印刷レイアウト表示モード」から切り替えることがないですが、他の表示モードも適所で使うことで、さらに便利にWordを使用することが出来るかと思います。

表示モードの切り替えは「メニュー」>「表示」でも行えますが、Wordウィンドウ右下の「下書き表示」ボタンでもっと手軽に切り替えられるようになっています。
案外、自分が思うよりも利用頻度の高い機能なのかもしれません。

投稿日:2007年08月28日|カテゴリー:ワード(Microsoft Office Word) このエントリーをはてなブックマーク

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